シェー・ミャオ(謝苗)主演のクンフー映画『少林寺 怒りの飛龍拳(方世玉之盖世英雄)』を観る。 反清復明を旗印とする紅花会の陳総舵主が朝廷の暗殺組織、血滴子によって殺害される。だが、真の犯人は紅花会を我が物にせんとする副総舵主の白眉だった。次に白眉は、紅花会の支配者になるために必要な令牌を持つ陳総舵主の義理の息子、方世玉(シェー・ミャオ)を狙うのだが……。 なんというか、いろいろな意味でダメダメの作品だった。まずは脚本がまったくダメダメ。追っ手から逃れるために方世玉は長官の娘を人質にするのだけれど、この娘を連れ回す意味がわからん。そして、いつの間にかこのふたりはお互いに恋愛感情を持つようになるの…