滴天髄では 「癸は至って弱く」と言いながら「天津において達し」と追加されています。 干支体象詩は 「癸水はまさに雨露の麼(び)となすべし」と言いながら「亥子の根に通じ れば即ち江河(こうが)」と、言っています。 ※麼とはこまかい 小さいの意癸水には、これだけの幅がありますから、その状態 (季節・力量他・他の干との影響)を推命上よく見極めなければなりません。 癸は、霧・雲・霜・雨・雪等‥ 雨だからと言って必ず慈雨ばかりとは限りませんし、又癸水は静かと言われ ますが、子は濤声(激しい波の音)を言いますから通じれば「濤声」の可能性 があり、地支や命式環境によって気性の激しい方もおられるのも現実です。…