大江卓師は 明治5年 明治の初めマリアルス号難破船事件で 裁判長となり、船内で奴隷扱いを受けていた 229名の清国(中国)人を解放しました。 (呼捨てにはできないほど偉業を成し遂げた方なので、グランマは師と書きますね) 晩年はひとり大江師のみ無位無冠、 ひたすら法衣をまとって全国を行脚し、 部落解放に全力をうちこみ、 差別のない、平和な日本を建設しようとしました。 宿毛市広報によれば、 『大江の賤民救済は、国内の賤民だけでなく、 世界の賤民ユダヤ人の救済や、 差別をうけているアジヤ人の 幸福のためにも目をむけたまことに壮大なもの』 と書かれています。 死に際も見事!! 彼は病気が胃癌であること…