1913年(大正2年)3月28日、我が国で初めての航空機による墜落死亡事故が発生しました。 (青山練兵場から所沢に向かう)1913年(大正2年)3月28日、東京の青山練兵場で、貴族院、衆議院を対象にした飛行展覧会が開催されました。 この展覧会では、木村鈴四郎陸軍砲兵中尉が操縦し、徳田金一陸軍歩兵中尉が同乗するブレリオ式飛行機が見事な飛行を見せ、見物客をうならせます。写真左が木村鈴四郎陸軍砲兵中尉で、右が徳田金一陸軍歩兵中尉です。 そして展覧会を終え、11時36分に両中尉は青山練兵場を出発し、陸軍所沢飛行場に向かいます。下の写真は、陸軍所沢飛行場に向かうプレリオ式飛行機を見送る様子です。 (11…