銅鐸(どうたく)は、弥生時代に製造された釣鐘型の青銅器です。 大きさは12cmから1mを越すものまで出土しています。 今までに出土した銅鐸の表面には、人、鹿、鳥、魚、カエルなどや種々の文様が描かれています。 日本国内ではおよそ500個が出土しています。 銅鐸は銅製で鐸のような形をしているので「銅鐸」と名付けられましたが、銅鐸のように吊るして使用されるものは本来は「鐘」と呼ばれますが、実際は楽器であったかは定かではありません。 出土した遺跡ごとに用途・保管方法や埋納が異なっていることから何に使用されていたのかは一律に論じられないとされています。 従って銅鐸の使用目的は今もはっきりしていません。 …