// 日本の道路で最も急坂と言われる、奈良県と大阪府を結ぶ「暗峠(くらがりとうげ)」。 特に大阪側の傾斜が殺人級で、その斜度はなんと最大勾配37%だ。 通常、10%を超えると普通の人は「ヤベー坂だな」って感じる。 その4倍弱だ。 「ヤベー」どころではない。「地獄に堕ちる」と感じてしまっても、それは大げさすぎることは無いであろう斜度だ。 僕はこの暗峠を奈良から登り、大阪に降りる。 殺人坂は下りとなるわけだ。 もし登りであったら空しか見えないだろうが、下りだと奈落が見えるに違いない。 果たしてブレーキが焼けついたりしないだろうか。 激狭の道で対向車が来て擦れ違えずにゲームオーバーにはならないだろう…