時には首都圏の近代建築を眺めてみようと思い、東京駅に来てみました。 八重洲地下街を抜けて地上に出ると、中央分離帯にヤン・ヨーステン記念碑。 関ケ原の戦いの年に、リーフデ号で漂着し、徳川家康に取り立てられたオランダ人「やようす」さん。 この地が「やえす」と呼ばれるのは、この地に屋敷を与えられた彼の名前に由来しているようです。 少し北に歩くと、日本橋高島屋のモダンな店構え。 関東大震災からの復興が図られていた昭和初期の竣工で、設計は高橋貞太郎。 百貨店建築としては、最初に重要文化財指定されています。 まだ、開店前だったので、エントランス周辺を少しだけ。 石と銅と鋳鉄による、風格のある顔立ち。 天井…