『奨学金返済「食事に影響」半数』との見出しが目に止まった。日本学生支援機構の貸与型奨学金を利用した人の半数近くが、返済が「日常的な食事」に影響していると感じていると言う。 上図は、労働者福祉中央協議会の調査結果であるが、奨学金の返済が「日常的な食事」や「医療機関の受診」、「結婚」、「出産」、「子育て」に影響していることが伺える。 私も家が貧乏であり、50年ほど前の学生時代は、日本育英会(現 日本学生支援機構)から奨学金(12,000円/月)を貸与してもらい、東京での学生生活を何とか全うすることができた。私は今でも大学を卒業できたのは、奨学金(日本育英会と畠山育英資金(荏原製作所の創業者が創設)…