日経平均は3日続落。87.17円安の33321.22円(出来高概算13億6000万株)で取引 を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が上昇したものの、先物市場の弱い値動 きにサヤ寄せする格好から売り先行で始まった。また、米連邦準備制度理事会(FR B)幹部によるハト派的な発言を材料にした米長期金利の低下を背景に、円相場が一 時1ドル=146円台後半へと円高に振れたことで、輸出関連株の重荷となった。日経 平均は前場半ばに33179.07円まで水準を切り下げたが、売り一巡後は前場終盤にか けて切り返しており、後場の取引開始直後には33500円を回復する場面も見られた。 買い一巡後はこう着感が強まり…