今回の環境省「聞く耳持たず」の件、たまたまTVに出たので騒ぎになったが、日本政府が国民の声を聞く気がないことは、今に始まったことではない。水俣などは「被害者の声を聞く会」を開いただけでもマシなくらいだ(マイク切りが不当なことはもちろんだが)。現状、原爆の被爆者や福島事故の避難者なども、ほとんど声を聞いてさえもらえていない現実がある。首相と被爆者団体の面会も、ほんの形だけのセレモニーに過ぎない。 先月、岸田首相が米国で行った英語演説を日本語に直訳したら、多くの日本人は驚くはずだ。「自衛隊は米軍と一緒に中露と闘います」って言っているのに近いから。そんなこと、いつ決めたんだ?ふざけんなよ!と多くの人…