功山寺見物のあとにやってきたのは、長府毛利邸。長府毛利家14代当主の毛利元敏公が明治36年(1903年) に落成した邸宅で、明治天皇も宿泊されたという歴史ある建造物です。 正門 1890年(明治23年)、本邸の建設が計画されましたが、日清・日露などの戦争により建設はいったん中断。その後、10年以上の歳月をかけ、完成したようです。 本邸正面 昭和23年、毛利家が東京に移転することに伴い、土地、建物を下関市に寄贈、現在に至ります。 (中央写真)明治天皇が宿泊した部屋、(下段写真)蔵を改装した展示スペース 1996年に国の史跡・名勝に指定された邸宅の敷地面積は、邸宅と池泉回遊式の前庭などを含め約84…