アメリカの「ホワイト・パワー」「ホワイトプライド」を掲げる白人至上主義者たちは、自らを角のついた兜をかぶるバイキングやキルトを履いたスコットランド人とみなしたがるようです。 アメリカが先頭に立って進めたグローバル経済化により不利益を被り、自尊心を損なわれた白人たちが少なくないことは解りますが、白人であるということしか優位性を感じることができない彼らに対してどうすればいいか、考えさせられます。 白人至上主義者たちの錯覚 このようなスタイルを好む白人至上主義者たちの歴史認識には大きな錯覚が見られます。 そもそも雄牛崇拝のルーツはメソポタミア・アラブの至高の神・エルであり、クレタ島のミノタウロス、ヒ…