4月14日の土曜日、一般社団法人住宅遺産トラスト(http://hhtrust.jp/about.html)が主催する近代建築見学会に参加した。 逗子駅で降りて、葉山の方へ向かうバスに10分ほど乗って向原(むかいはら)バス停で下車。枝道を行くとすぐに門があった。 植木の間を入っていくと門からは見えなかった建物が現れてくる。 昭和8年(1933)に竣工した旧足立正別邸。設計は早稲田大学建築学科の創設に関わり、大隈記念講堂(1927)や日比谷公会堂・市政会館(1929)などを手がけた佐藤功一(1878~1941) 瓦屋根(三州赤瓦葺)は和風だが、柱を壁の外側に露出させるハーフティンバー様式でまとめ…