(七) 衛星へ 前半部分の体会は正しく理解されています。養生樁は、形を動かせば力が動き、内を動かせば意が動くことがわかります。総体的には、全身の放松と力が争い不動であることが求められます。まるで空から自分の頭頂(百会穴)の髪にひもが吊り下げられ、地面から離れるようで離れていない状態です。人が吊り上げられれば、力を使えるでしょうか? 勿論、使えないので、これは用意でしかありません。力と力の中間の「力」を練る必要があります。ひもの下に煉瓦を結んで、その状態を観察してみてください。また、果実や瓜を観察し、吊り下げられた感覚や状態を悟ってみましょう。これは仏教の「頂上懸垂」です。上方に力を加え、地面か…