金丸座のオフィシャルサイトによると「古くから金毘羅参拝の楽しみとして芝居、相撲、軽業、操り人形などが掛けられた仮設小屋は、1835年に高松藩寺社方より許され常設の芝居小屋として大阪道頓堀の大西芝居(浪速座)の規模、様式、構造を模して建てられた。現存する日本最古の芝居小屋だという」国の重要文化財で現在地に移築復元されたのは1976年。2003年、及び、2020年〜2022年の大改修、コロナ禍での公演見合わせを経て、5年ぶりとなる本年4月、こけら落としで『第三十七回 四国こんぴら 歌舞伎大芝居』が催されることとなった。拙宅の奥様が以前から演者と観客の触れ合いに秀でた当座で観劇したいと望んでいた訳な…