『少年の君』日本語版読了しました。 注:ネタバレしてるかもしれないので、これから小説を読む人は要注意です! 思ったよりボリュームがあったけど、夢中になって読んだからあっという間。そして最後はやっぱり泣いたよね…今まで映画版を中文字幕も日本語字幕も何回も何回も繰り返し見てきたので、小北と陳念は映画に出てくるままの姿で私の中で生きている。その二人が、小説の中ではさらに詳細に、その感情の揺れまでもその姿のまま語られ、より輪郭を濃くして存在するからほんとうに読むのが面白かった。原作だけど、”映画の完全版”として読んだ。あ、小説では小北(シャオベイ)は北野(ベイイェ)という名前で出てくるけど、ここでは慣…