昔の仲間が集まった。 中には25年振りなんて再会も。 あの頃飲んでいた店よりもチョイスが豪華になりましたね。 選ぶ肉質は赤身系になりましたが。 最年長の還暦を迎える方から一番若くても46歳。 だけどみんな変わらない。 むしろ今の方が輝いてさえいる。 今、みんなの言葉を思い返しながらペンを取る。 抱えるもの、背負うもの、分け合うもの、労るもの。 あの頃は一人だった。それの単位が変わったからだろうか。 広くなるというより、深くなる。 二軒目の英国パブでもビール飲んでみんな笑って言葉を重ねて、静かに帰路に着いた。 これまで重ねてきた過去という「今」が 目の前の「今」を導き 見えない明日という「今」に…