前回のお話👇 mishablnc.hateblo.jp 晩秋のさむい夜 ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~秋の畑の白にゃん~☆ 晩秋のさむい夜 季節は冬の訪れを感じさせる晩秋になっていました。 ラテにとっての「衝撃事件」はさておき、子猫たちは、それ以外は変わらず自然と戯れながらすくすくと育っていました。 子猫三匹が遊ぶ時には、いつもラテが先頭を行き「冒険」を始めます。 その日もラテがぐんぐん先に進んで、他の二匹は見えなくなっていました。 「しょうがないなあ、あいつらとろいからなあ。」 そう言いながら振り返った時には、まだ帰る方向はちゃんとわかっていました。 そして、あるものがふとラテの目にとまりまし…