2024年6月29日(土)水無瀬神宮を出たあとは、いにしえの旅人の気分になって、西国街道をさらに北東に進み、関大明神社へ向かいました。 関大明神社関大明神社のある土地は、その昔、摂津国と山城国を隔てる関所(山崎関)があった場所です。この山崎関は平安初期には廃止されていたらしく、その跡地に「関戸院」という宿泊施設が設けられ、藤原氏や平家一門などの貴族や官人が利用していたようです。 関大明神社の起源には諸説あり、関戸院の鎮守社だったという説や、関守神もしくは辻神を祀ったのが起源という説、京の都への疫神の侵入を防ぐべく道祖神が祀られていたのが起源という説などさまざまです。 現在もこの神社のすぐ横を流…