楽しむことは、しかし、けっして容易ではない。容易ではないから、消費社会がそこにつけ込んだのである。 ラッセルはこんなことを言っている。「教育は以前、多分に楽しむ能力を訓練することだと考えられていた」。ラッセルがこう述べることの前提にあるのは、楽しむためには準備が不可欠だということ、楽しめるようになるには訓練が必要だということである。(國分功一郎『暇と退屈の倫理学 増補新版』太田出版、2015) こんばんは。今日、ようやく通知表とさようならをすることができました。いやぁ、だいぶ手こずったなぁ。ちなみにわたしの自治体では、通知表のことを「あゆみ」と呼んでいます。 最近、あゆみとうまくいってなかった…