昔の車は、エンジンをかけたら、冷却水の温度が上がって水温計針が動くまで、駐車場に停めたまま暖機運転(アイドリング)をしないと、故障すると言われたものだった。 最近の車は、工作精度が上がっているなどで、殆ど暖機運転を必要としない。 代わりに、急発進を避け、ゆっくりと走り出すことが、暖機運転の代わりになっている。 ところが、勤めていた頃の知り合いで、今でも、暖機運転をしっかり行なっているというのがいた。 その方が、車が長持ちすると言い張るのである。 ところが、その運転のやり方と言えば、水温が上がるまで暖機運転をしたら、駐車場を出てすぐに、近くのインターから高速道路に入って、どんどん飛ばすという。 …