ランキング参加中歴史江戸時代にたったひとりだけ、三日間馬上に縛られ、江戸市中、引き回しの上、火炙りの刑に処せられた女性がいます。その名は「八百屋お七」、罪名は「火付け」という大罪。お七の歳は数えで十六。その美貌は町内でも有名で、彼女を見て恋心を懐かぬ男はいないといわれた程でした。今日は「八百屋お七」の物語とゆかりの場所を訪ねつつ、文京区本駒込周辺を歩くお散歩です。 街角の花壇、植え込みに咲く花も五月の陽射しに照らされて鮮やかに輝いています。 この日はJR日暮里駅から谷中を抜け、一気に本駒込まで歩き、まず「駒込吉祥寺」へと向かいました。 曹洞宗諏訪山吉祥寺 本郷通りに面している享和二年(1802…