捕らえられたイエスは、最高法院で裁判を受けることになりました。イエスに言葉が投げられます。 22:67「お前がメシアなら、そうだと言うがよい」 これに対してイエスは、 22:67「わたしが言ってもあなたがたは決して信じないだろう」 と答えます。つまりイエスは、御自分がメシアであるか否か、答えませんでした。この後「お前は神の子か」と議員から尋ねられますが、この時もイエスは明確な返事をしませんでした。 なぜか。イエスは、最高法院の議員たちとは信仰の対話ができないことを知っていたからです。彼らはイエスを死罪に追い込むことしか考えていません。彼らはイエスを死罪に追い込む言質を取ることしか考えていません…