特撮マン。1925年東京生まれ。円谷英二の東宝時代の一番弟子。
戦争中に航空映画「南海の花束」を見て、飛行機乗りを志し、特攻隊員となるが、特攻直前に終戦。 戦後、東宝に技術者として入社。円谷英二のもと、撮影助手で1954年の「ゴジラ」にかかわり、のち、キャメラマンとして数多くの特撮作品で活躍。 1967年「ゴジラの息子」で、ゴジラ映画二代目の特技監督となる。
「ゴジラ」シリーズ第3作目にしてキングコングとコラボレーションした作品。かつシリーズ初のカラー作品。 スクープを求めクルーと共に南洋の島ファロ島を訪れたTVカメラマンの桜井が、先住民の崇めるキングコングと遭遇する様子が描かれます。 ハリウッドからキングコングの権利を得てゴジラと戦わせているのが見どころ。しっかりとゴジラにもキングコングにも活躍シーンを作っています。 熱海城を巻き込んだ戦いには注目です。放送情報キングコング対ゴジラ BS222 トゥエルビ 2023/5/2(火) 18:00-19:50作品概要1962/日本 上映時間97分スタッフ 監督 本多猪四郎(本編) 円谷英二(特撮) 製作…
こんにちは。岩松妙香(@annon_0211)です。 昭和のウルトラシリーズは、 地球外で戦う話がよくありましたね。 今回はQ星が舞台ですが、 地球からそう遠くない太陽系の小惑星です。 Q星は荒涼感があるので、 子供の時は怖いと思っていましたよ。 因みにロケ地は浅間山麓の鬼押し出しです。 前回の感想はこちら annon-star.com おもな登場人物(敬称略) ゲスト出演 登場怪獣 光熱怪獣キーラ 砂地獄怪獣サイゴ ウルトラマン38話「宇宙船救助命令」のあらすじ 謎の閃光と途絶えた電波 宇宙ステーションV2の危機 貴重な部品を回収せよ 科特隊が遭難する? ウルトラマン38話「宇宙船救助命令」…
こんにちは。岩松妙香(@annon_0211)です。 初代マンもいよいよ佳境に入ってきました。 近年のシリーズのように、 通しで出てくるヴィランはいませんが、 今回の敵は大規模な侵略を企ててきます。 未曽有の危機に直面する科特隊。 しかし、イデは珍しく意気消沈していました。 いったい彼に何があったんでしょうか? 前回の感想はこちら annon-star.com おもな登場人物(敬称略) ゲスト出演 登場怪獣 怪獣酋長ジェロニモン 友好珍獣ピグモン 再生テレスドン 再生ドラコ ウルトラマン37話「小さな英雄」のあらすじ 銀座に現れたピグモン 怪獣の言葉を訳せるか イデのやる気がなくなった 科特隊…
『太平洋奇跡の作戦 キスカ』(東宝1965:丸山誠治)を、国立映画アーカイブ2F 長瀬記念ホールOZUにて見る。6月24日(金)から始まった「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」の1本。310円。太平洋奇跡の作戦 キスカ(104分・35mm・白黒) 1943年の日本海軍のキスカ島撤退作戦を題材にした守備隊5000名の救出劇。作戦立案の苦渋を経て冷静沈着に指揮する大村少将(三船)のもと、救出に向かう各艦とそれを待つ守備隊の双方のドラマが交錯する。特撮シーンのリアリティを出すため白黒撮影を選択。丸山誠治は本作で評価され、以降の戦記大作を担った。特攻隊員としての従軍経験を持つ脚本家の須崎勝弥は…
訃報続きに気が滅入る NOVA「前回までは、予定外に宙明さんを5記事に渡って偲んでいたわけだが、その後、映画監督の中野昭慶さんや、安倍元総理の射殺など、日本を揺るがす大事件が次から次へと発生して、いろいろと気が滅入るこの頃だ」 翔花「中野昭慶さんって、あの円谷英二特撮監督の下で監督助手を務めてきて、円谷さん亡き後のゴジラ映画を支え続けて来た人ね」 NOVA「ああ。特技監督としては円谷英二→有川貞昌→中野昭慶→川北紘一と続くんだが、有川さんは2005年に逝去、川北さんは2014年に亡くなっているからなあ。これで昭和のゴジラ映画に関わった大物特撮監督が全員鬼籍に入ったことになる。 「あと、中野監督…
『フランケンシュタイン対地底怪獣』(ベネディクト・プロ=東宝1965:本多猪四郎)を、国立映画アーカイブ2F 長瀬記念ホールOZUにて見る。6月24日(金)から始まった「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」の1本。310円。フランケンシュタイン対地底怪獣(93分・35mm・カラー) 戦中、不死身の兵士を作るために広島に運ばれたフランケンシュタインの心臓が、敗戦から15年後、怪童に成長して現れる。東宝が海外に活路を求め、ベネディクト・プロと提携した初の日米合作怪獣映画。『キングコング対ゴジラ』(1962:本多猪四郎)のキングコングに続き、海外の怪物フランケンシュタインが初登場するが、古畑弘…
『地球防衛軍』(東宝1957:本多猪四郎)を、国立映画アーカイブ2F 長瀬記念ホールOZUにて見る。6月24日(金)から始まった「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」の1本。310円。地球防衛軍(88分・35mm・カラー) 母星を核戦争で失い地球に襲来したミステリアンとそれに立ち向かう地球防衛軍の、超科学兵器を用いた攻防戦を描く。特殊プラスチックで製作した巨大ロボットが東宝の特撮映画に初めて登場するほか、空飛ぶ円盤や精巧に作られた宇宙ステーションなど宇宙開発競争時代のSF的想像力が炸裂する。火事、洪水シーンは、円谷英二が10倍まで高速撮影ができる自前のキャメラを用いて迫力ある画面に仕上げ…
全4項目 ●代表作 ●「キネマ旬報」の「映画人が選ぶオールタイムベスト100(1999)」より20本 ●「アニメプロデューサーの仕事論」より3本 ●「cinemaga.nihon-eiga.com」の「ゴジラもミニラも凍死したと思った ものすごく可哀想な映画を観たと」より5本 「キングコング対ゴジラ」より 全4項目 ●代表作 TVアニメ&映画製作「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ 映画共同制作「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」、 「少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録」等 庵野秀明、佐藤竜雄、幾原邦彦といった監督たちの下でプロデューサー、企画、音楽ディレクタ…
ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] 遅ればせながら、6月後半特撮Tweetまとめはじめましょう。 1968年に公開された『2001年宇宙の旅』そこで使われたモーションコントロールカメラ。 pic.twitter.com/D5y9aiSzVK— ユーセ コーイチ (@ko_iti30) 2022年6月14日 1984年公開『さよならジュピター』では工業用ロボットを使ったモーションコントロールカメラが一部のひとから「なんちゃって」とか言われているけど、実はタイトルにイマジカのモーションコントロールカメラC-CAMが使われていたりするので邦画ではじめては間違いではない。(大切なことな…
●代表作 ●著書「特撮魂 ~東宝特撮奮戦記~ 単行本(ソフトカバー) – 2010/1/7」で語った主な映画28本 「地球防衛軍」より ●代表作 特技「ゴジラvsビオランテ」、 「ゴジラvsデストロイア」、 「ガンヘッド」、 TVドラマ〃「ウルトラマンA」、 「西遊記Ⅱ」、 TV玩具CM「機動戦士ガンダム」シリーズ、 「宇宙大帝ゴッドシグマ」、 展示映像演出「人と防災未来センター」等 大森一樹、大河原孝夫、原田眞人といった監督たちの下で合成・光線アニメーション・特技監督、 「ドリーム・プラネット・ジャパン」代表取締役 等で活躍した川北紘一が語った・影響を受けた・好きだった映画。 ●著書「特撮魂…