「オリンピックで、私、通訳ボランティアをするつもりなのよ」と知人は言った。確か5年前の飲み会の帰り途のこと。「だから、今、英会話の勉強してるんだあ」「孫の世話しながら、毎日やってるの」と意気軒高だった。その後、一度電話で話しただけで会っていないが、ボランティアの件はどうしたのだろうか。 五輪組織委の前会長の森氏の暴言をきっかけに五輪ボランティアの辞退が続出したと報じられたのが2カ月前のこと。自民党の2F氏は「辞めたらまた集めればいい」と言っていた。今、ボランティアはどうなっているのか。3月16日付河北新報と4月23日付サンケイBizが宮城県の様子を報じている。宮城の五輪ボランティア600人辞退…