中国の武侠映画『女剣客(有匪破雪斬)』を観る。 時は南北朝時代。皇帝は北斗軍と手を組み、四十八寨の壊滅を狙っていた。四十八寨の当主李徴は、援軍を要請するために娘の李瑾容(ハン・ツォンツォン)を西境に送り出す。だが、四十八寨に手を差し伸べることは、自分たちを滅ぼすことにつながると判断した西境は李徴に対する恩義を感じながらも動くことができない。その態度に見切りをつけた瑾容は、皇帝曹仲昆を自ら倒すことを決意するのだが……。 あとからあとからクセのある武術家が唐突に出てきて、それぞれがなにやらカッコよさげなセリフを吐くのだけれど、どうも話がよくわからない。なんとなく、大長編ドラマのダイジェスト版を見せ…