「福寿草」(ふくじゅそう)は、 旧暦の正月(2月)頃に咲き出すことから、 「元日草」(がんじつそう)「朔日草」(ついたちそう)、 「寿草」(ことぶきぐさ)と呼ばれ、 昔から縁起の良い植物として、 松や竹、梅などと一緒に 正月用の花として重宝されてきました。 早春に、枯れ葉や雪の間から 黄金色の花を咲かせることから、 一番に春を告げるという意味で 「福告ぐ草」(ふくつぐそう)という名前が 江戸時代に使われましたが、 その後、ゴロが悪いことから、 おめでたい「寿」と差し替えられ 「福寿草」(ふくじゅそう)となったそうです。 この「寿」は、開花期が長いことから 長寿の意味もあり定着したと言われていま…