きょう、国と熊本県は水俣病認定に関する大阪地裁の判決を不服として控訴した。これ以上患者を苦しめてどうしようというのか。 9月27日、大阪地裁は、特別措置法の基準外でも水俣病にり患する可能性があるとする、初めての司法判断を示して原告全員を水俣病と認定。国と熊本県、チッソに合わせておよそ3億5000万円の賠償を命じる判決を言い渡した。 NHKニュースより NHKニュースより 朝日新聞9月28日朝刊 特別措置法は水俣病に認定されていない人を救済するはずだったが、昭和30年代から40年代にかけて熊本県や鹿児島県に住み、その後、関西などに移り住んだ128人が、その法律で、住んでいた「地域」や「年代」によ…