こんばんは、紫栞です。 今回は、木内一裕さんの『ブラックガード』を読んだので感想を少し。 あらすじ 元ヤクザの探偵・矢能の元に、資産家・正岡道明から仕事の依頼が舞い込んだ。なんでも、違法に入手された商品の購入を促す電話がサトウと名乗る謎の男からかかってきたのだが、サトウは交渉のために探偵の矢能を傭えと指定してきたのだという。 面倒ごとはごめんだと依頼を断った矢能だったが、矢能を傭えなかったと聞いたサトウはが今度は正岡の孫娘を誘拐し、頑なに矢能を傭えと要求してきた。 サトウは何故自分を傭わせることに固執しているのか?正岡がどうしても買いたいという”商品”とは何なのか? 意味も状況も分からぬままに…