「劇評」第7号が出たと聞き、歌舞伎座3部を観るついでに早速買ってきました。 7号は9月に歌舞伎座を始め各地で上演された歌舞伎他の劇評やコラムが掲載されています。9月の歌舞伎座と言えば秀山祭でしたから、これはもう私にとっては読みごたえたっぷりの充実号でした。 「最近劇評って見ないな」。そんなツイッターのつぶやきを観たのがいつだったか、そんな風に思っている方も多いかもしれませんね。そんな方はぜひこの「劇評」をご覧ください。 ペラペラの冊子だね?と侮るなかれ。大変充実した執筆陣です。それには理由があります。 「劇評」が創刊したのは、今年の4月です。月刊誌「演劇界」が突然の休刊となり、毎月の劇評を読む…