歴史の節目には必ずと言っていいほど争いが起こります。そして、勝者と敗者が生まれます。歴史は勝者の側からの記録をもとに語られることが多いので、後世の人々は、どしても勝者が正義で敗者が悪と考えがちです。しかし、そもそも歴史において善悪を決めることに意味はないのかもしれません。現代社会では選挙によって為政者が選ばれますが、当選した候補者が正義で落選した候補者が悪とはなりません。選挙では、有権者が最も社会を良くしてくれそうな候補者に投票しているだけです。