そのストレスを見逃すな! 三菱鉛筆株式会社は、見逃しませんでした。シャープペンシルを書き続けていると、時々やってくる尖った部分で書く気持ちよさを。そして、見逃しませんでした。芯が片減りしていったときの、書きにくさとストレスと持ち替えの面倒くささを。僕たちが、まるで食事の時に咀嚼しているかのように自然にやってしまっている快感と不快感。ここに着目して、歯車を利用して芯を回転させる機能を追加したシャープペンシル「クルトガ」を発売にまでこぎつけたのは、2008年の3月のことでした。結果は、爆売れです。最初は僕も様子見していたのですが、ついに買ってきて試してみましたら手放せなくなりました。実に面白い筆記…