2021年1月9日 まど・みちおさんは、山口県徳山市(現・周南市)生まれの詩人(1909年—2014年、104歳で死去)。「ぞうさん ぞうさん おはながながいのね」、「しろやぎさんから おてがみついた」、「1ねんせいになったら」などの童謡の作詞者として有名です。本書『いわずにおれない』は、まどさんへのインタビューをもとに書き起こされたもので、これを読むと、まど・みちおという詩人の人物像・考え方・生き方がよく分かります。 本の目次が、まど・みちおさんの自然観・世界観・人生観をそのままあらわしています。 第一章 ぼくがボクでいられる喜び 第二章 一匹のアリ、一輪のタンポポにも個性がある 第三章 身…