2021年2月5日 申し訳ないのですが、普段映画や演劇をあまり見ない私は、俳優である著者の名前を見てもどんな人なのかまるで分かりませんでした。テレビでもドラマやバラエティ番組を見ることがほとんど無いので、この俳優さんに心当たりがありませんでした。本の構成は前半が短編小説、後半がエッセイ。エッセイはサンデー毎日に連載されていたもののようです。 全く、予備知識なしにこの本を読み始めた感想は、最初は「えー、これって一体なんだろう。不思議な世界。俳優の演技の場面がでてくるけど、夢の中の話かな」ぐらいの感じで、かなり溶け込みにくい雰囲気でした。自分が高齢者なので、若い著者の感覚や文体についていけないのか…