「本当に欲しかったものは、もう~Twitter文学アンソロジー」 <所感> そういえばガラケー時代にはケータイ小説と呼ばれたジャンルがあった気がする。 といってもその内容はよくしらないのだけれでも。 時を経て、いまはTwitter文学。 (どうでもいいがX(エックス)になってもTwitterの知名度がバツグンだなあ。元に戻せばいいのに) Twitter文学は140文字が1パラグラフで構成されている。 ただそんな文章構成の特徴なさておき、本作の根底にあるのはSNSの特性から紐づくものだろう。 それは承認欲求への嫉妬と自虐。 この作品には一流大学卒、一流企業、タワマン、SAPIXが幾度もでてくる。…