本省人とは、本来は中国や台湾で、自分の所属する省(日本では都道府県に該当する)の人のことを指す用語である。 しかし台湾では、1946年1月の国府行政院訓令により、「1945年10月25日より中華民国の国籍を回復した」ものとされ、この訓令で中華民国国籍を回復した男性(すなわち、台湾(台湾省)が帰属する以前からの住人)とその子孫のことを本省人ということが多い。 また、訓令以降に中国大陸から逃れた中国国民党の関係者及びその子孫などは台湾省以外に本籍を持っているために外省人と呼ばれている。