(以下の記述は、「笑いの本質構造論I」の続きです。)(近日中に更新修正を入れる予定です。) 大きな声を上げたりお腹を抱えて大きく笑う「笑い」について、認知科学的見地から考えてみる。そのような笑いには、大別して考えると、「I」で述べたように、「反「生命肯定」的事象による笑い」と「ズレによる笑い」の2つが考えられる。 脳について、事象を認識するコンピュータシステムとして考えてみると、笑いはそこにどのような作用をもたらすのか? 1.「反「生命肯定」的事象」を認識すると、データ自体が身体システム自体に危険なバグデータであり、身体に依存する脳システムにとって、バグエラーを起こすのを回避するために、高エン…