人材育成コンサルタントの渡瀬謙さんの著書「本音を引き出す『3つの質問』」(日経ビジネス人文庫 2016年)を拝読しました。 先方の本音がわかると、営業をはじめとした社外との会話、さらには上司と部下との関係などの社内の会話が円滑に進めやすいと述べられています。 どうすれば会話の中で先方の本音を引き出せるのでしょうか。著者は、「過去の質問」「現在の質問」「未来の質問」という「3つの質問」が必要だと、述べています。 過去→現在→未来とつないで質問を行うことが大切で、過去の質問から始めると自然に未来の質問まで先方は答えてくれるそうです。過去の質問を行うことにより、「あなたに興味を抱いていますよ」という…