キャノングローバル総研・研究主幹の杉山大志氏が、『研究ノート メガソーラーの所要面積試算』というタイトルで、100万キロワットの原子力発電所をメガソーラーで代替した場合の所要面積を試算している。(以下、『研究ノート』)計算式も載せているので、その妥当性を検証してみたい。 今回は、無為徒食の蜀犬、天下のキャノングローバル総研に吠える、の回となるだろうか。 1.メガソーラーの所要面積試算 『研究ノート』の計算式の概略は次のようになっている。 >>1年間の原発の発電量:100万kW×8760h×90%=7884GWh・・・式①>>メガソーラー1MWの発電量:1MW×8760h×17.2%=1.507…