概要 始まりの町、応天府こと南京。プレイヤーにもひときわ馴染み深いこの町は、古代には六朝(南朝)の都、後世には明や中華民国の首都にも選ばれた中国有数の古都である。街の歴史は2500年、そのうち都が置かれたのは約440年間であった。南京は今でも江蘇省の省都として、江南の政治的な中心であり続けている。 南京は長江の河口を遡ること約300km、秦淮河との合流地点付近にある。水運で発展した江南の町にはそれぞれ縁の深い河があるが、南京を育んだのはこの秦淮河、プレイヤーが知府として最初に降り立つのもまた「秦淮里」である。ゲームのマップは明代の南京を再現しているが、五代十国時代に城壁が拡張された影響で、秦淮…