この童話の次話を投稿いたします。「小説家になろう」または「小説を読もう」というサイトにも投稿していましす。盗作を掲載していると思われてはいけないので、双方の作者が同一人物であることをご承知おきください。 「水不足の村」 宗一の村は雨の少ない年は水不足になって、十分なお米がとれないことが度々あります。 この年も梅雨時に雨が少なくて、村の東を流れる小川の水もすっかり少なくなっていました。 村人たちはこの分だと今年もお米が不作で、来年は十分食べるだけのお米がなくなってしまうと心配していました。 7月も終ろうとしている暑い日のことです。宗一は牧草畑でクマを連れて、牛の世話をしていました。 すると北の方…