今日も短く。 東京五輪の汚職事件も底なしの展開になってきました。大手出版社KADOKAWAの角川歴彦つぐひこ会長が昨日(9月14日)東京地検特捜部に逮捕されました。同社の専務らが逮捕されて一週間後の逮捕です。この時差は、先に逮捕された専務ら2人が、取り調べで角川会長の関与を認めた(卑俗な言い方をすれば、吐いた)と理解しました。もし、そうであれば、逆に言うと、特捜部は会長を逮捕する決め手を欠いていて、2人の供述頼りだったともとれます。今から思うと、自身の関与を否定していた9月5日の角川会長の取材会見がむなしい感じです。「社員を信じる。(賄賂は)渡っていないと思う」というのは、「しゃべるんじゃない…