いまだにNYやLAといった大都市では映画館の営業は再開されていない。こうした中、NYやLAのマーケットを無視して強行公開した数少ないハリウッド大作である「テネット」はコロナ禍としては十分な成績をあげたし、日本など海外ではヒットしたけれど、製作費などを考慮すれば、物足りないと言わざるを得ないを成績となっている。だから、劇場公開予定だった話題作は次から次へと公開延期になるし、再延期や再々延期の作品もかなりある。 また、ディズニーは多くの作品で劇場公開を取りやめて配信オンリーにしているし、ユニバーサルは現時点で劇場公開できる地域では上映し、その数週間後に配信するというシステムを導入している。さらに、…