令和3年4月2日 <4月2日> 民間病院、コロナ対応遅れ。新型コロナウイルスの感染拡大に対する民間病院の病床の確保が進んでいない。第3波を受けて病床が逼迫した1月の緊急事態宣言の直後には、200床以上の中規模の民間病院の4割がコロナ患者に対応していなかった。国や自治体は民間病院に協力を要請しているが、病床の提供を強制する法的権限はない。第4波が迫る中、病床逼迫の懸念が再び強まっている。 公立は中規模の207病院のうち194病院(94%)、日赤病院や済生病院など公的病院でも292病院のうち249病院(85%)がそれぞれ対応している。 中規模病院の4割が対応していないとの指摘に対し、全日本病院協会…