緊急事態宣言下ではあるが、大阪古書会館のたにまち月いち古書即売会へ。ホールには新たに検温器が設置されていた。あまり買えなかったが、唯書房に見慣れぬ新聞があった。東洋新報社の『東洋新報附録』192号、明治24年8月1日~252号、明治24年10月11日のうち24号で2,000円。仏教関係の記事が載っているも、どうせ国会図書館等にあるだろうと思って検索したら、どこの図書館にも無いので慌てて購入。 「社告」(東洋新報社主菅了法)によると、両本山(大谷派・本派)の録事と宗教記事を附録として隔日に掲載していた。社主の菅は坊さんらしい名前だが、実際僧侶でもあった。『日本近代文学大事典』第2巻から要約すると…