昭和55年。東海大学落語研究部に入部した私に衝撃を与えたのは、憧れの先輩達である。2年先輩の頭下位切奴(とうかいてい・きりど・現・春風亭昇太師匠)さん、実志(じっし)さん、二代目・甘奈豆さんは勿論だが、実は同じぐらいリスペクトしている先輩が沢山いる。 そこで、手前みそだが、わが校のレジェンドについて記すことにした。 まずは、東海大落研の「中興の祖」といわれる伝説のレジェンドの思い出から。 私より8年先輩に初代・独坊(どくぼう・12期委員長)さんという圧倒的な存在がいた。この12期には落語家の林家錦平師匠もいる。 富山の進学校出身で、模試では県内のランキングにも入ったことがあるそうだ。 うちのク…