明治、大正、昭和と時代を駆け抜けた実業家、アジアの化粧品王と言われた中山太陽堂(現、クラブコスメチックス)の創業者 中山太一がモデルの小説「コスメの王様」。花街だった神戸花隈を舞台に主人公達が真心を込めて作ったコスメのお話です。 中山太陽堂???クラブコスメティックス???と思うかもしれませんが、こちらのパッケージ(ロゴマーク)を見たことがある方も多いのでは??? コスメの話ですが、アジアの化粧品王とまで言われた主人公の創業者としての苦悩、成長の物語でもあるので、男女問わず興味深い小説だと思います。私は可愛い表紙が大好きですが、人によっては手に取りにくいかも??? さて、神戸は神戸港開港によっ…