祖先を呉王の夫差とする『松野連系図』には倭奴国王が登場します。後漢光武帝から金印を授かった人物のことなのか考えてみました。 呉王夫差の末裔と免田式土器 松野連系図からみる倭奴国王 卑弥呼と壱与も倭奴国王の末裔か? 呉王夫差の末裔と免田式土器 呉王夫差の末裔を名乗る松野連という豪族が拠点としたのが熊本県菊池郡です。呉王夫差の末裔は呉が滅亡した後、東シナ海を渡って対馬海流に乗り、有明海に辿り着いたのではないかと考えられます。 産経新聞より 考古学的には弥生土器の種類のひとつである免田式土器の分布が気になります。免田式土器は有明海沿岸部を中心に広がっていることから、有明海に上陸した渡来人の勢力が拡大…