真田太平記(十一)大坂夏の陣 (新潮文庫) 作者:正太郎, 池波 新潮社 Amazon 向井佐平次。共に死のうぞ。 滝川三九郎、左ふとももに師匠が眠る。傷痕って思い出だよね。猫ちゃんにひっかかれた傷なんかはもはや勲章。 近江の膳所城。あったんだ。 夜泣峠。名前がこわい。 「こころとこころよ、男と女は…。」ですなぁ。 愛をささやいたかと思えば。 人目を忍んで合わなければならなくなった兄弟。これで仲が悪くないんだからふしぎ。 信之も若いねぇ。 佐助と逃げたいおくに。負け戦だから。 間諜疑惑の角兵衛。 古田織部重然、大坂方に内通する密書が板倉勝重によって発見される。織部ー! 突然のフランス旅行話の池…