グランプリ直前の記念はつらい… 主催や選手など関係者から聞こえてきそうなほど、この時期は大変である。なぜならグランプリが決まっているS級は出走しないし、お客さんはグランプリに資金を温存する傾向もあり、本場は寒さも相まって客足は遠のく一方なのである。 それでも選手達は熱い走りを見せてくれていたおかげか、売上は昨年を大幅に上回る54億円であった。※昨年は48億円 寛仁親王牌決勝? 今節には犬伏湧也、和田健太郎、渡部幸訓、南修二、小松崎大地と寛仁親王牌の決勝メンバーが5人も揃った。初日特選は小松崎が外れたものの、競輪祭決勝2着の松井宏佑が入り見応えのあるレースであった。 犬伏のつっぱり先行に松井が勝…